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三板を叩こう!

三板を叩こう!

三線のお友達、「三板」(さんば)の叩き方を解説します!

三板の持ち方 

まずは、持ち方から解説します。
三板がうまく叩けないという方は、持ち方を意識するといいかもしれません。

上がが正しい持ち方で、下が叩きにくい持ち方です。
上は指の付け根にしっかりと三板を持っていますが、下は指先のほうで持っています。
これだと三板がうまくコントロールできません。


 ↓ 上部からみた写真です。下の写真の持ち方だとコントロールしにくいです。


↓の写真のように、軽く「ハ」の字になるように持ちます。
下の写真のように、板と板がくっついた状態になるとうまく叩けなくなってしまいます。


三板の叩き方(左手の叩き方と基本のリズム) 

左手の叩きかたの注意点。

左手(三板を持っているほうの手)は、親指と小指で三板の両端を挟むようにして叩きます。
小指を使わないでも、音は出るのですが、三板のコントロールがしにくくなりますので、しっかり使いましょう。

小指をしっかり使うことで、脳を活性化することが出来るかもしれません。
「最近、もの忘れが多くて…」という方は特に意識しましょう(^0^)/

左手はただ挟むようにして叩くだけです。
左手→右手→左手→右手…
というふうに、左手と右手を交互に叩いていきます。

左手は単純に叩いて、その間に右手で遊びの音を入れていきます。

リズム

一本調子のリズムとパッカパッカと馬が跳ねるようなリズムがあります。
まずは、民謡など、早調子の曲に合わせて叩いてみましょう。

右手の叩きかた

親指

ただ単純に親指で叩くだけです。
基本のリズムのときに良く使います。

往復びんたパターン

勝手に「往復びんた」と呼んでいるだけですが、わかりやすいですよね(^^)
実際は真横ではなく、∞の形に手を払うようにして動かします。

トレモロ

右手の指で連打するあの打ち方です。
これができるようになると三板の演奏が華やかになります。
基本は3つ。それぞれ動画で確認してみましょう。


この項で説明した、親指、往復びんた、トレモロの①、②、③が三板の基本になります。あとはこれを組み合わせるだけです。


複合パターン

複合パターンA ①→手首を返して→③

複合パターンB ②→手首を返して→③

複合パターンC ①∞② 

複合パターンD ③→手首を返すようにしながら親指で弾く

複合パターンE 左手小指側の板を①で叩く→親指側の板を往復びんたパターンでつなぐ

複合パターンF 小指側の板を①で叩く⇔親指側の板を③で叩く


三板の実演

一本調子の曲に合わせて

跳ね弾きの曲に合わせて

早弾きの曲に合わせて

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