琉球音階について

沖縄音楽に慣れるための練習法

沖縄音楽には、琉球音階とよばれる音階を使用しています。

沖縄音楽に慣れるためには、琉球音階の指使いを練習法として取り入れることがひとつのコツになります。

琉球音階って?

琉球音階とは、ドレミ音階から「レ」と「ラ」の音を抜いた「ド・ミ・ファ・ソ・シ」の5音からなる構成の音階のことをいいます。

簡単に言うと、「沖縄っぽい」音階のことです。

インドネシアのガムラン・べロック調や中国・雲南省、ヒマラヤ南麓のブータンにも琉球音階と同じ構成の音階と同様のものがあるそうです。

どういうふうに指を動かすか?

弦の押さえ方で説明していることを、よく頭に入れて、琉球音階を指使いの練習法として利用しましょう。

まだ、運指が慣れていない方は、琉球音階を意識するより前に、しっかりポジションを押えることを意識しましょう!

 

たとえば、指を動かす順番は、

合から始めるパターン

合、老、四、上、尺(高め)→上、四、老、合→老、四、上、尺→…

もしくは、

合、老、四、上、尺(高め)、工、→尺、上、四、老、合→老、四、上、尺、工→…

四から始めるパターン

四、中、尺(低め)、工、六、七、→六、工、尺、中、四→…

※四を移動ドと考える

とエンドレスで指を動かします。

 

動画でご確認ください。

琉球音階の指使いを動画で説明しています。
ご確認ください。

補足

関連:中位のポジションについてはこちらをクリック>中位のポジション